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【まつげパーマ】ブームで終わらせないメニューの作り方

 

【まつげ上下カールコース】のスタンダードコース(全4時間)の授業がありました。スタンダードコースは1日完結で上下のまつげにパーマをかける技術が学べる内容となっています。主に立ち上げ型デザインを学んでいただくことになりますが、キットの中にはラウンド型にも対応できるロッドも含まれていますので、どのようなまぶたやまつげをされている方に対応できるかなど、アドバンスコース(全5回16時間)への足がかりも含まれています。

 

現在、まつげパーマは流行の兆しが少し見えていますが、その反面、他店の修正(チリチリパーマで駆け込む方が併設サロンアントスに増えています)を行うことも多いので、しっかりとした知識と技術が必要となります。まつげパーマはまつげエクステのように、失敗してもその場ですぐに直すことができませんので、「私、絶対失敗しないので」というくらいまで練習することが重要ですね。

 

さて、まつげパーマのお客様から、「どうしてまつげパーマのお店が少ないんですか」と聞かれることが多々あります。まつげエクステ激戦区と言われる大宮駅界隈でも、まつげエクステは50件以上のサロンがヒットしますが、まつげパーマとなりますと、1/10以下になります。

 

その中でも、「上下カールができる」「デザインが豊富にある」「逆まつげに対応できる」「他店の修正ができる」「下まつげカールのみもできる」「エクステとのミックスメニューもできる」などのお客様のリクエストに応えていくと、かなり絞り込まれてきます。

 

 

一方、「まつげが上がればいい」という理由でまつげパーマのサロン選びをされるお客様は、多くの場合、「今日行けるサロンであること」や「値段の安さが最重要であること」が基準になっています。自店でまつげパーマを導入する場合、先に挙げた2つのパターンのどちらかを選び、追求する必要がありますね。

 

前者は技術力やデザイン力、提案力などが必要とされますので、一朝一夕には不可能です。ですが、ブランディングがしっかりされていることで、他店との圧倒的な違いがお客様にも分かりますので、価格競争をせずに済みます。後者はデザインを絞り、施術可能のお客様とそうでないお客様を明確にし、クレームを避けることが重要になります。

 

例えば、立ち上げ型デザインは、一重まぶたやまぶたが厚めの方をはじめ、まつげが長過ぎたり剛毛であったり、逆まつげや他店のチリチリパーマ修正などは避けた方が良い場合が多々あります。価格はその地域で一般的なものになるか安価になりますが、施術スピードを上げることで時間対効果を上げることができます。

 

アントスに来られるお客様の多くは他店の修正からですが、「前のお店では上がらなかった」もしくは、「上がり過ぎてしまって直して欲しい」が大半です。一重まぶたを含むまぶたが厚めの方に、立ち上げ型でまつげを上げようとしても、まぶたが邪魔をしてしまって、まつげは上がりません。

 

また、まつげが上がり過ぎてしまって、「マスカラが塗れない」「恥ずかしくて会社に行けない」などは、まぶたが薄い方やまつげが長い方、剛毛でインパクト大の方などに起こりがちなクレームです。最悪なのは、「まつげがパーマでチリチリになって、自分ではどうしようもないのでなんとかしてください!」というものです。

 

「まつげが上がりにくいのでしっかりパーマをかけてください」とお客様から言われ、パーマ液塗時間を間違ってしまうとこのようなことが起こります。パーマがしっかりかかるかどうかは、パーマ液の置き時間ではなく、適切なロッド選びです。

 

エクステと同様で、まつげを上げたいのでしたらカール感の強いもの、あまり上げたくないのでしたら弱いものの選択をしますよね。スタンダードコースでは、立ち上げ型をメインにロッドの選び方から始まり、お客様のリクエストに確実に応えていけるデザイニング、上下のオリジナル技法などを学んでいただきます。

 

まつげパーマはエクステのような物理的変化ではなく、化学的変化になりますので、エクステとは勝手が違うことに最初は戸惑うでしょう。パーマ液のスピードに自分の手が慣れないといけませんから、エクステのように「最初はスローペースでゆっくりと練習」というわけにはいきません。

 

まつげパーマは、エクステに比べて価格が安価という風潮もあり、また、修正不可能な仕上がりになる確率も高く、クレームが起きやすいメニューのせいで、せっかく導入しても、いつの間にかフェードアウトしてしまう結末になりがちです。

 

 

ですが、先述したように、受け入れるお客様を明確にしておくと、ブームが去った後にメニューもなくなるなんてことはありません。まずは、初歩段階として、立ち上げ型が完璧にできるようになることです。

 

最終的に、まつげパーマのお客様の多くは、ラウンド型、もしくはリバース型で落ち着きます。併設サロン「アントス」はオープン11年目に入りましたが、「立ち上げ型よりラウンド型の方が女性らしくて好き」「ラウンド型よりリバース型の方がしっかり上がるから常にリピートしています」というお客様が大半です。

 

もちろん、オープン当初は立ち上げ型ほぼ1本で、価格も3000円でしたよ(懐かしい〜)。今では、上下カールで10000円がベースでトリートメントなどをされるお客様がほぼ100%ですから、施術単価のみでも13000円くらいです。

 

まつげエクステに比べて、まつげパーマは明らかにダメージが出ますから、クレンジングやまつげ美容液、マスカラなどの良品購入をされる方の割合も高く、お客様単価が毎月15000円を切ることはありません。最初は立ち上げ型しかできなくても、まずはそこを極めて、次の課題にトライしていただきたいです。

 

チャンスは初来店の1回のみです。オーダー通りのデザインになっていなかったり、左右差があったり、持ちが悪かったり、アイメイクがしにくかったりすると、次はありません

「失敗した!」とお客様が思えば、エクステのように、オイルクレンジングで自分でエクステオフするなどということもできませんので、その足で修正できるお店を探します。チリチリなどになってしまえば、マスカラも塗れなくなりますし、かと言ってまつげを切るわけにはいきません(自分でまつげを切ってしまったお客様を何度も受け入れてきました・涙)。

 

練習中に1度でも失敗してしまうと、まつげパーマが怖くなってしまうでしょう。先輩やオーナーなど、既に卓越した技術を持っている人がずっと側にいるのでしたら別ですが、全て一人で行っていく場合、心が折れそうになることもあるかもしれません。

 

ですが、需要はかなりあります。ええ、今ご来店されているお客様が2倍になると思っていただけるとよろしいかと・・・。モデル集めもエクステより苦戦されると思いますが、習ったことを忘れないうちに一気に化学変化に慣れて、自分のものにしていただけると幸いです。

 

埼玉県さいたま市大宮駅東口徒歩2分 まつげエクステ&カールのスクール「アントス・インスティテュート」でした。