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【ブランディング】お金を使わざるを得ないお客様層

 

F1層(20〜34歳の女性)が減少しているというニュースを耳にするようになって久しいですね。

 

アントスは、比較的F2層のお客様が多いので、売上はアップダウンはあまりないのですが、これからのサロンの安定経営を考えていくと、やはり若年層のお客様を取り込んでいくことは非常に重要だと考えています。

 

そして、移り気なF1層のお客様をしっかり自店で育て上げていくという発想が大切だと考えています。

 

「20代のお客様はお金を使わない」と言われますが、一般的にはそうであっても、中には使わざるを得ないお客様は若い女性の中にもいます。

 

私たちのような業種でしたら、一重まぶたや逆まつげ、左右非対称など、目元の悩みを持っている方がそれに当たります。

 

その悩みを解決することが自分自身にとって必要だと思うお客様を集めることができれば、20代のお客様ももっと高齢のお客様と同様にご来店され、お金を使ってくださいます。

 

むしろ、未婚の若い女性は恋活や婚活、就活などで、どうしても綺麗になっておく必要がある場合が多いのです。

 

結婚して、子供を持った後でも、独身時代と同様におしゃれや美容にお金と時間をかけられる女性は、20代のパイに比べるとはるかに小さいなと感じます。

 

20代のお客様の中でも悩みが少ない方は、サロンに要求することが少ないため、お店を転々とできますし、そこそこの技術レベルで満足な仕上がりになります。

 

「お金を使わない」のではなく、「お金を使わなくても済む」お客様なんですよね。

 

このようなお客様を中心にサロンを回すようにしてしまうと、それがサロンの基準となりますから、悩みが深く、複雑なお客様が来られると、そのお客様が難易度が高く感じるようになります。

 

常に、悩みレベルの低い新規客を集めることに奔走するようになります。

 

もちろん、このような経営スタイルが悪いわけではありません。

 

ですが、「リピート率が低い」「お客様単価が低い」「何が悪いかわからない」という悩みをサロン側が持つことになります。

 

また、競合サロンが多くなりますので、常に100円や200円、いえ、10円、20円の値下げ合戦をせざるを得なくなり、価格競争を強いられることになります。

 

「欲求」はその時の状況に応じて我慢できますが、「必要」はどのような状況になっても変わるものではありません。

 

「欲求」はコロコロと変わりますが、「必要」はなくてはならないものです。

 

「綺麗になりたい」「可愛くしたい」という欲求は誰でもありますが、「綺麗にならなければならない」「可愛くしなければならない」という必要性がある人は限られています。

 

必要性がある人は、そうせざるを得ない立場や職業、シチュエーションにある人たちです。

 

その限られた人は、限られた少ないサロンを探しますので、サロンに通う距離も、時間も、お金も厭いません。

 

サロンをどのようなコンセプトにし、品揃えにするのかで、同じF1層のお客様でもお金の使い方が違うのです。