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【デザイン】似合わせに自信をつけるために

 

まつげエクステのサロン選びが本数や毛の種類、値段の安さ中心ではなく、「悩みを解決できるかどうか」で選ぶお客様をどれだけ自店に集められるかがサロンの安定経営の第一歩です。

 

「悩みを解決する」ためには、お客様の悩みが何で、どのようなエクステデザインにすると解決できるのかが短いカウンセリングの時間の中で判断でき、それを分かりやすい言葉でお客様にお伝えし、施術に反映させることが必要です。

 

お客様はご自身のまつげやまぶたに起こる現象のみに注目されていることが多く、「一重まぶただから、まつげをしっかり上げてほしい」、「目がきつく見えるから優しい感じにしたい」などのリクエストをされることがありませんか。

 

仮に、一重まぶたさんに多い「まつげをしっかり上げたデザイン」にしたとしましょう。それで喜んでいただけるお客様もいらっしゃれば、「まつげは上がったけど、目がつり目に見えてしまった」という感想を持たれる方もいらっしゃいます。

 

また、きつい目に見られがちな目元を優しい印象にするために、目尻にカール感が緩めのエクステをつけて悩みが解決できるお客様もいらっしゃれば、「目尻は下がったけど、目が細く見えて物足りない」とお感じになる方もいらっしゃいます。

 

悩みを改善するためのデザインは、メリットとデメリットの両方を伝えながら、お客様のなりたいイメージを明確化していくと失敗が少なくなります。

 

最終的にどうなったら最もうれしいのかが、お客様自身にもはっきりと分かっていないことが多々あります。特に、まつげエクステやまつげパーマを1度もしたことがない方は、ベースとなる部分が普段のアイメイクのみとなりますので、慎重にカウンセリングを行わなければなりません。

 

 

そうです。似合わせが得意になるかどうかは、カウンセリング力を磨くところからなのです。もちろん、デザインの授業ですから、顔全体や目鼻口髪などのパーツ別に学んでいただきます。

 

まつげや目元だけを見ているデザインになってしまうと、違和感のある仕上がりになったりしますから、トータルバランスを見て判断することが重要なのです。

 

結局のところ、エクステの本数や種類でお金を払うお客様中心の経営になってしまうと、常に競合が多く、価格競争を強いられるようになります。一方、他にはない自店のみのオリジナルデザインがあれば、競合はほぼ皆無で、価格競争に加わらなくても十分に経営が成り立っていきます。

 

自店のオリジナルデザインとは、「黒目の上が長く、目尻が短いキュートタイプ」などという一般的なものではなく(お客様には分かりやすくするために、そのように説明することは必要です)、お客様の顔立ちやパーツ、ご要望などに沿うようにつくっていくデザインのことです。

 

そのためには、お客様の目の形やまつげの生え方だけを見るのではなく、眉・鼻・口の位置と形、ヘアスタイル(特にバングとサイド)や顔の輪郭などとのバランスを見ることが不可欠です。

 

バランスの取り方は授業でしっかりお伝えいたしましたので、カウンセリングシートを作り変え、カルテに記載できるようにし、日々少しずつでも自分のものにしていっていただけるといいですね。

 

顔の中で唯一、寝ている時以外のどんな時も、まつげだけが動き続けるんですよね。こんなパーツは他にはありませんから、本当に奥が深い。しっかり復習して、日々のサロンワークに活かしていただけたらと思います。

 

埼玉県さいたま市大宮駅東口徒歩2分 まつげエクステ&カールのスクール「アントス・インスティテュート」でした。

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