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【施術スキル】アイリストの引き出しの増やし方

 

お客様がご来店されなくなる理由は、思うような結果が得られなかったと感じたときです。施術に関することに限って言うと、お客様が予測していたよりも「技術力が低かった」「デザイン力が不足していた」「カウンセリング力に欠けていた」などが挙げられます。

 

 

美容サロンに行って失敗しないコツは、受け身ではなく、施術担当者のスキルをいち早く見極めることです。その第一歩がカウンセリングですね。

 

 

カウンセリングの際に、どんな仕上がりを希望しているのか、相手に明確に分かるまで(これがとても大切です)伝えることです。この段階で不安だと、だいたい失敗しませんか。

 

 

相手の返事が「はい」「分かりました」などの簡単なものだけでなく、言い方をかえて分かりやすく表現し直してくれたり、要約してくれたりすると、安心しますよね。ですから、ご自身が口下手だとお感じでしたら、カウンセリング力のある施術者を希望するのも失敗しないコツなのです。

 

 

例えば、イメージチェンジしようとして、髪を切ったら似合わなかったのは、デザイン力の不足だけでなく、カウンセリング力にも問題があるからです。髪を切った自分に見慣れていないからではありません(笑)。

 

 

この場合のカウンセリング力とは、「もし言われる通りの髪型にした場合」の考えられるデメリットを先に伝えることも含まれます。髪を切ったら、「首が太いのが目立ってしまった」、「顔が大きく見えるようになった」などのことも避けられると思います。

 

 

まつげも同じで、「エクステを長く太くしたら目がはっきりするのではないか」、「カール感を一番強いものにすると目がパッチリ見えるのではないか」などというのはお客様のお考えであり、力のあるアイリストならば、まずこのような単純な選択はしません。

 

 

スクール併設サロンアントスに、眉スタイリングのメニューが加わってから、今まで以上に女性誌や美容雑誌のチェックを行うようになりましたが、本当に流行の移り変わりが早いですね。

 

 

眉は半年周期でトレンドが変わっていきますので、それに合わせてまつげエクステやまつげパーマのデザインも刷新していく必要がありますね。オーソドックスなものは何年経ってもベースとして使用できますが、やはり旬のデザインをアレンジしたものにする方がしっくりきますし、美容感度や来店頻度の高いお客様を満足し続けるためにはマストなことです。

 

 

アントスのまつげエクステは、繊細で凝ったデザインになるように、シングルラッシュもボリュームラッシュ も、濃淡&長短をミックスした仕上がりにしています。お洋服で言えば、プリントではなく、刺繍でデザインしていると言うと分かりやすいでしょうか

 

 

ですので、例えば、長さ11ミリ&太さ0.12ミリのCカールを入れるところに、違う太さ・長さ・カールのエクステを混ぜて、織り柄のように見せていきます。とても、自然で立体的に見えますし、これこそがエクステの醍醐味だと思っています。

 

 

ただ単に、「まつげが濃くなった」、「まつげが上がった」だけでよいのなら、まつげカールでいいんですよね。自まつげにマスカラを塗っただけでは、絶対に出せない美しさがまつげエクステにはあります。

 

 

まつげエクステをする女性の数は、ヘアやネイルに比べるとかなり低い数字です。サロンやアイリストは増える一方ですが、まつげエクステユーザーがそれに伴って増えればいいですが、そうはいきませんので、サロンはこの小さな市場の奪い合いになるわけです。

 

 

【まつげ上下カールコース】【下まつげ講座】【ボリュームラッシュ コース】【リフトアップ&エクステ】などを受講される方は、地元でシェアを拡げたいからでしょうし、【上まつげブラッシュアップ講座】【まつげデザイン講座】 を選ばれる方は、より高い顧客満足度を求め、顧客の囲い込みを考えています。

 

 

今まで習得してきたスキルを、常に全てのお客様に使うわけではありません。ですが、引き出しは確実に多くなります。それが、常に考える元になりますし、提案の幅や深さにつながります。

 

 

まつげカールで傷んだまつげの人がどのような施術を受けたのかを推測することは、まつげカールのスキルを持っていない人には分かりません。お客様もよくご存じで、アントスを選んでくださった理由にあげてくださいます。

 

 

専門性を追求することは、専門職に就いている以上当たり前のことですね。お客様もそれを求めて来られます。逆に言うならば、それを求めて来られるお客様にたくさん集まっていただければ、価格競争に加わらなくてすみます。

 

 

埼玉県さいたま市大宮駅東口徒歩2分 まつげエクステ&パーマのスクール「アントス・インスティテュート」でした。

 

 

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