デザイン

技術習得をする際に、同時にデザインスキルも身に付けることは大変かもしれませんが、

世の中に流通するものは全て、デザインなくしては存在しません。
特に、世界的に見ても、日本人は非常に美意識が高く、
自分にも相手にもそれを求める傾向にあります。
洗練されたデザイニングができることは、
「選ばれるサロンづくり」にはマストであると言えます。


デザインでサロンの可能性を拡げる

技術とデザインを同時進行で学ぶことは大変でも、「美しい」「可愛い」「若々しい」「上品」「クール」「ゴージャス」など、見た目に関する言葉で形容する視点を持ちながら勉強することが大切ですね。
まつげにエクステやカールを施すことによって、目が比較的顔の上部についている日本人の顔だちを変化させていくためには、上まつげだけでなく、下まつげも入れて作ることが必要です。
上まつげにのみエクステを入れると、目が大きくなったように見えます。
これは単純に、目に黒いものがくっつくので、目そのものが大きくなったように見えるだけでなく、眉と目が近く見えるようになることによって、目が大きく見えるのです。
ですが、上まつげにのみエクステをつけると、さらに目が顔の上方に位置しているように見えますので、もともと面長な日本人の顔がさらに面長に見えるようになります。
ですから、上まつげにのみエクステをつけると、下まつげにマスカラを塗りたくなったり、下まぶたにアイラインを引いたり、アイシャドーを足したりするようになる方が多いのです。
下まつげにもエクステを入れることで、目の位置を下に下げることが可能になりますが、ただ入れるだけでなく、上まつげとのバランスや、顔全体をどのように見せたいかで、デザインも変わっていきます。
下まつげエクステの技術習得は単純に売上が伸びるというだけでなく、ご提案できるデザインの幅が変わってきます。
また、その発想を身に付けることで、ものの見方も変わってきます。
デザインを学ぶということは、お客様に可能性の選択肢を差し上げるということです。
それが、サロンの可能性を拡げていくということにつながっていきます。

お料理も盛り付けのしかたや選ぶ食器で全く違うものに見えたり、味そのものが変わってしまったかのように感じるのと同じですね。
お店で出されるお料理に対して、「美味しければそれでいい」と思える女性はそう多くはないと思います。

Point

  • 見た目に関する言葉で形容する視点を持ちながら勉強することが大切。
  • 下まつげエクステの技術習得は単純に売上が伸びるというだけでなく、ご提案できるデザインの幅が変わる。
  • デザインを学ぶということは、お客様に可能性の選択肢を差し上げるということ。それが、サロンの可能性を拡げていく。
もっと詳しく学びたい方は、こちらをご覧ください。 マネジメントコース・技術者としての経験があり、これから独立起業を考えている方
・販促や経営を中心に学びたい方
・オーナーとしてサロンを立ち上げたい方その他のコースはこちら

目次へ戻る

デザインスキルをアップさせる時期

まつげエクステのデザインは、まつげやまぶただけを考えて行うより、眉や鼻、口、こめかみ、顔の形、髪型などを考慮して決める方が失敗がありません。
お客様は、まつげの生え方とまぶたの形状のみをご覧になって、判断されていることが多いため、施術者も自然にそこにのみ目が向きやすくなってしまいがちです。
ですが、例えば、まつげが下向きで一重まぶたのお客様がいらっしゃったとして、まつげを上向きにすることはほとんどのまつげサロンで可能な施術ですが、
実際のところ、お客様はそれだけでは満足されていないのが現状です。

アントスには一重まぶたのお客様が都内はじめ、神奈川、千葉、茨城、栃木、群馬、新潟などの遠方からお越しになりますが、まつげが上がっただけでは、予想した可愛さにはなっていないことに気付いていらっしゃいます。
そう、ざっくりと一重や奥二重と言っても、目の形は様々ですし、その他の顔のパーツとのバランスがとても大切なんですよね。

アントス では、左右の目に同じエクステをつけることはありません。
20歳を過ぎたら、まぶたに左右差が出て当たり前ですが、エクステのように長く、太く、カールのあるものを使うと、余計に左右差が目立ってしまいます。
一重や奥二重というのは、お客様に分かりやすくデザインをご提案する際の、ひとつの切り口でしかないんですよね。
施術する側がこんなざっくりとしたデザインしかできなければ、そういう仕上がりにしかなりません。

最近はエクステが初めてというお客様も、安全性はもちろんですが、デザインなどを吟味して、サロン選びを行っているという方が増えました。
お店替えで来られたお客様も、細かいオーダーをされる方が多くなりました。
まつげエクステに対するお客様からの期待は、「私はもっと可愛くなれるはず」、です。
その期待される「可愛い」に応えられないサロンや技術者は、さらなる熾烈な価格競争をせざるをえなくなります。
お客様は「可愛い」に見合う対価を払う覚悟で、お店を探されています。
500円のTシャツより、体型がかっこよく見える5000円のTシャツの方を選ぶ女性はたくさんいます。
どうやったら、早く、安く、たくさんのTシャツが作れるかより、どうやったら、可愛いTシャツが作れるかを考える方が断然楽しいですよね。
デザインを勉強された生徒さんから「施術がとっても楽しくなりました!」というお声をたくさんちょうだいします。
そのような技術者に施術されたお客様も毎日が楽しくなっているはずです。

デザイン対する要求は、美意識の高い日本人ならたいていの人が持っていますし、それが叶えられるモノを買い、そのような場所に行く人は大勢います。
さらなるデザイン力が必要な時期に来ていますね。

Point

  • デザインは顔のパーツとのバランスがとても大切。
  • 安全性はもちろん、デザインでサロン選びを行っているという方が増えている。
  • デザイン対する要求は、美意識の高い日本人ならたいていの人が持っており、さらなるデザイン力が必要な時期に来ている。
もっと詳しく学びたい方は、こちらをご覧ください。 マネジメントコース・技術者としての経験があり、これから独立起業を考えている方
・販促や経営を中心に学びたい方
・オーナーとしてサロンを立ち上げたい方その他のコースはこちら

目次へ戻る

デザインは「生かす」と「カバーする」を使い分ける

授業をしたり、添削をしていると、まつげエクステやカールの形がどうなったかの、結果にこだわる方が多いことに気付きます。
もちろん、お客様は、結果に対してお金をお支払いされているのですから、当然と言えば当然なんですが、最も大切なのはエクステやカールが、お客様に合っているかどうかなんですよね。
端的に言えば、お客様の目の形を生かした方がいいのか、目の形をカバーする方がいいのか、ということです。

例えば、さらっとした素材のワンピースを着るのでしたら、ある程度胸があった方がいいですが、着物を着る際には、サラシで巻いて目立たせないようにしなければなりませんよね。
逆もあります。
胸が小さめの人はニットをすっきり着こなせますが、パーティードレスのような服を着る際は、パットを入れなければ貧弱な印象になってしまいます。
目も同じです。
お客様のご要望やシチュエーションに応じて、生かすのかカバーするのかを選びます。
もちろん、その折衷もあります。

いつも綾瀬はるかさんや黒木メイサさんの目を見ると、無理に大きく見せようとせず、素肌感や切れ長の目を生かすアイメイクをされているのが勉強になります。
普通なら、カバーする発想でやっちゃうところです。
日本の女性はとかく、「自分のここがダメ」、「あそこがイヤ」という発想になりがちですよね。
ですが、コンプレックスこそが個性であり、また武器にもなりえるんですよね。
これは、なかなか自分自身では気付きません。
若いと尚更ですね。

コンプレックスは無理にカバーせず、最大限生かすことが大切です。
こんなことが心の底から思えるようになったのは最近です50歳を過ぎたからですかね(笑)。
毎日お客様にデザインのご提案を行っていますが、お客様自身のいいところが、お客様自身で見つけられるような提案ができるといいなと思っています。

お客様は必ずと言っていいほど、ご来店されたときには「生かす」ことではなく、「カバーする」ことを前面に出してオーダーされます。
私も若い頃は、一重の目が嫌で嫌でしかたありませんでしたが、今はそうでもないんですよね。
二重の方には二重の方の悩みがあります。
20歳を過ぎたころから、二重に左右差が出てくる。
30歳を過ぎると二重の幅が狭くなり始め、40過ぎると二重がつぶれて奥二重になる。
一重の人に比べて、もともとまぶたの皮膚が長いのでしわも多くなる。
50歳を過ぎると顔全体にえぐみが出てくる。

これらは実際に二重のお客様から言われた悩みです。
おばあちゃんになれば、全員一重まぶたになるのですが、そこにいくまでにいろんな悩みがあるんですよね。
この仕事に就かなければ、そのような悩みがあることに気付かなかったかもしれません。
一重まぶたの方は年をとればとるほど、若く見えるようになりますから、カバーする発想で目を大きく見せようとするより、目の形を活かして、清楚な雰囲気を出した方がいいと思います。
一方、まつげの生え方がバラバラだったり、穴あきがある場合は、しっかりカバーする必要があります。

ボリュームラッシュは画期的な技法で、生え方のカバーはもちろんですが、目のポイントを自由に変えられるのが最も素晴らしいと思っています。
より目さんや離れ目さんにとっての救世主ですね。
冒頭にも述べましたが、コンプレックスこそ個性、その個性である、ご自身の新しい価値を見出していただけるようなサロン作りができるといいなと思います。

Point

  • 最も大切なのはエクステやカールが、お客様に合っているかどうか。
  • コンプレックスこそが個性であり、また武器にもなりえる。無理にカバーせず、最大限生かすことが大切。
  • ご自身の新しい価値を見出していただけるようなサロン作りを。
もっと詳しく学びたい方は、こちらをご覧ください。 マネジメントコース・技術者としての経験があり、これから独立起業を考えている方
・販促や経営を中心に学びたい方
・オーナーとしてサロンを立ち上げたい方その他のコースはこちら

目次へ戻る

サロンづくりに必要なデザインスキル

アントスでは、「自まつげがそのまま伸びたような感じでお願いします」というオーダーをされるお客様が多いです。
サロンブログ でそのような表現の仕方をしているからだと思います。
また、カウンセリングでは、「マスカラを1~2回塗ったくらいの感じ」という表現もスタッフがよく使っていますね。

まつげが極端に傷んでいる場合を除いて、だいたいその方の目にふさわしい長さのまつげが生えています。
目の縦幅が小さいのに(目があまり開いていない ええ、私のような目です)、長すぎるエクステをつけると不自然な印象を与えます。
また、髪や眉毛、黒目の色が加齢によって薄くなっているのに、太く黒々としたエクステをつけると、見ている人に違和感を与えます。
かつらをかぶっている人がかつらと分かってしまうのは、顔の下がり具合やしわの多さに反比例して、髪の色や艶、ボリュームが合っていないからです。
まつげのデザインは目の形や大きさはもちろん、顔全体の目の位置をどこに持って来たいのかや髪の形や色艶、肌の質感なども考慮して考えることが大切です。

アントスでは、0.05~0.07ミリのボリュームラッシュのお客様が中心ですが、シングル装着では、0.1ミリのエクステがメインで、0.12ミリをサブで使います0.15ミリはあまり使うことがありません。
これは、サロンのブランディングや、お客様の年齢層や嗜好によるものです。
どこかひとつだけ替えることによって、全体的にさらによくなることが最も望ましい美容法です。
人は目だけを見て、美しい、そうでない、似合っている、そうでないを判断しているわけではありません。
顔全体や雰囲気、立場や場面など、総合的に見て、そのように判断します。

実際、目だけを見ると、綾瀬はるかさんや松嶋菜々子さんなどは「可愛い」という形容とはちょっと違います。
どちらも奥二重の目で、アイメイクにポイントを置いているわけでもありませんが、清潔感あふれる女優さんで、女性にも人気がありますよね。
目を縁取るまつげは、基本的に目を引き立てるものであり、目よりまつげに目が行かない方がいいんですよね。
まつげも含めて「目が印象的で、雰囲気に似合っている」というのが望ましい姿だと考えます。

あくまでも、これは私の見解ですので、サロンのブランディングや顧客層によって、提案されるデザインは個々のサロンで違うはずです。
それに共感されるお客様が集まって来られます。
まつげエクステのデザインを学ぶことは、自店の強みを再発掘したり、顧客の嗜好をリサーチしたり、現在使用している商材の見直しをしたり、技法を取捨選択したりすることなどにより、潜在的なお客様の美しさをさらに引き出していくことです。
お客様はエクステをつけるために、ご来店されているわけではありません。
エクステはあくまでも手段です。
エクステをつけることによって美しくなり、その結果得られる高揚した気分や堂々とした心持ち、アイメイクにかける時間短縮、仕事への集中度の強化、ご主人や彼氏、子供たちからさらに愛されることなどを求めて来られます。
これらを理解し、確実にご提供していくためのデザインは、行かずにはいられなくなるサロンづくりには欠かせないことですね。
カウンセリングで的確にデザインがご提案できるためには、やみくもに練習するより、理論で学ぶことが必要です。
そう、スポーツと同様で、実際に身体を動かすのと同じくらい、理論に基づいた理解が重要です。

Point

  • だいたいその方の目にふさわしい長さのまつげが生えており、まつげが長すぎたり太すぎたりすると不自然な印象を与える。
  • どこかひとつだけ替えることによって、全体的にさらによくなることが最も望ましい美容法。
  • まつげも含めて「目が印象的で、雰囲気に似合っている」というのが望ましい姿。
  • デザインは、行かずにはいられなくなるサロンづくりには欠かせない。
もっと詳しく学びたい方は、こちらをご覧ください。 マネジメントコース・技術者としての経験があり、これから独立起業を考えている方
・販促や経営を中心に学びたい方
・オーナーとしてサロンを立ち上げたい方その他のコースはこちら

目次へ戻る

まつエクにするか、まつパにするか

アントスに初めてお越しのお客様は、「メニューはカウンセリングで相談してから決めたい」というご希望の方が多いです。
一応、HPにも、ブログにも、インスタにも、Facebookにも、まつげエクステとまつげカールのそれぞれのメリットとデメリットを記載し、ご来店までにご検討いただけるようにしていますが、「実際にまつげとまぶたの状態を見てもらってから判断してほしい」と思われるようです。

何度も書いてきましたが、まつげが短く、少ない方はまつげエクステ、まつげが長く、太く、逆まつげの方はまつげカールがいいです。
日本人のまつげはほぼ下がりまつげですが、エクステでもいろんなカールと技法がありますので、お客様が想像される以上に、エクステでもちゃんと上がります。
ただし、まつげの生え方が下向きだけなら、です。
まぶたが覆いかぶさっていて、蒙古ひだがしっかりあって、そのせいで、まつげが下向き、という方は、エクステでまつげを上向きにしても、まぶたに押されてしまいます。
「まつエクで上向きになった~」と思えるのは、重度の蒙古ひだ、厚過ぎるまぶた、逆まつげ以外の方です。

今挙げた方々の中で、剛毛と言っていいような素敵なまつげをされている方は、まつげカールが絶対にお勧めです。
過去の経験から、まつげカールの方が上がりますし、4~5週間は長持ちします。
エクステだとこのような方は早くバラつきが出ますので、3週間に1度はお越しいただきたく必要が出てきます。

あ、逆まつげの方は残念ながら、危ないのですのでエクステはできません。
施術をされるサロンもあるかもしれませんが、逆まつげはまぶた自体が内向きにまくれ込んでいる状態で、まつげが角膜方向を向いている、つまり眼瞼内反ですから、エクステをつけて生活をするのは非常に危険です。

下がりまつげと逆まつげは全く違います。
まつげカールメニューがなく(地方公共団体によっては、まつげカールができない場合があります)、まつげエクステだけのサロンだと逆まつげ自体、見たことがないと思います。
逆まつげだと思っていたのは、だいたい、ただの下がりまつげです。
逆まつげは、眼科で手術が必要な状態と思っていただければいいでしょうか。
常にまつげによるまぶたへの痛みを伴う状態で、日常生活に支障がある状態です

このようなお客様がまつげに何かおしゃれをしたい場合は、エクステではなく、まつげカールになります。

まつげカールをかけると、視界の広さに驚かれ、過去のエクステ装着のときと比較して、軽さにも大変驚かれます。
そりゃそうですよね~、自まつげだけですから。
さらに、まばたきをしても痛みがないし、下まつげが下に向かっていいるので、「念願のマスカラが塗れる!」と大変喜んでいただけます。
手術をしようか悩んでいらっしゃる方が多く、「保険適用で二重の手術ができるんだったら、手術したらいいんじゃないの?」というものではないんですよね。
コンプレックスというより、手術が必要なくらいのまつげが、チャームポイントになった瞬間の表情と、鏡をご覧になったときの「はっ!」という思わず漏れたお客様の声を聞くと、何百回、何千回聞いても、ニヤリとしてしまいます。

逆もあります。
どうして、まつげカールなのかな~。
エクステの方が似合うのに。。。。
というお客様もいらっしゃいます。

「細くて短いまつげ、まぶたも薄め、の場合、エクステでまつげを濃く仕上げる方が絶対可愛くなるのに~」と思ってしまうのですが、来店頻度の問題や目をこするなどの生活習慣などから、エクステを選ばれないお客様もいらっしゃるんですよね。
最終的にはお客様の判断になりますので、お客様が選ばれた方で力を振り絞るだけです。

Point

  • まつげが短く、少ない方はまつげエクステ、まつげが長く、太く、逆まつげの方はまつげカールがお勧め。
  • コンプレックスが、施術をすることでチャームポイントになることもある。
  • 最終的にはお客様の判断。お客様が選ばれた方で力を振り絞るだけ。
もっと詳しく学びたい方は、こちらをご覧ください。 マネジメントコース・技術者としての経験があり、これから独立起業を考えている方
・販促や経営を中心に学びたい方
・オーナーとしてサロンを立ち上げたい方その他のコースはこちら

目次へ戻る

3つのデザインスキルを身に着けよう

デザインは、この仕事でなくても、美意識の高い日本人を相手にビジネスを行うのであれば、最終最後選ばれる大きなポイントになってきます。
まつげ美容において、デザインスキルを身につけていく段階はざっくりと分けて3つです。

  • 目を大きく見せることができる
  • 目の形を変えることができる
  • 目の位置を変えることができる

第1段階で躓いている人はがんばらないといけないですね。
開業される方は、この段階でのオープンは難しいと考えた方がいいです。

アントスにお店替えでご来店されたお客様から、「エクステは自分には似合わないと思うので、まつげパーマでお願いします」と言われることがありますが、よくお聞きしてみると、ほとんどの場合、目に被ったエクステを装着され、目が小さく見えてしまっているんですよね。
デザインスキルはもちろんですが、適切な商材を選ぶことを含めた施術スキルにも問題がありますね。

また、第2段階はお客様のコンプレックスである目の形を変えることができると、一気にお客様との信頼関係が築けます。
第1段階で満足されているお客様がいつものお店で予約が取れなかったりして、何気なくお店替えされたときに、目の形が変わるようなデザインを提案され、仕上がりに満足されたら、あっさりと離れて行きます。
まつげの市場はこの第2段階がクリアできている人が多くなってきましたので、これから、もっともっとおもしろくなると思います(なんか上から目線ですみません。。。)。

第3段階に進んでいくと、美容整形級のエクステが装着できるようになります。
目の位置をお顔の中で自在に変えるようなエクステ装着ができると、お客様はどんどんアイメイクが薄くなっていきます。
日本人の目は欧米人の目に比べて、顔の上部に位置していますから、なるべく位置を下げて、目と口の位置を近づけ、頬を小さく見せると可愛らしく仕上がります。
また、目と目の距離を離したり近づけたりすることで、顔を小さく見せたり、女性らしくなったり、こめかみをせまく感じさせたりすることも可能です。
エクステの分布を変えることはまぶたが厚めの方や一重まぶたの方に不可欠な施術方法です。
【まつげデザイン講座】 や【まつげデザイン応用講座】 でお伝えしていることですね。

さらに、上下のエクステとパーマを組み合わせたりすることで、逆まつげ、下向きまつげ、上向きまつげ(粘膜が見えてしまうまつげ)などにも対応できるようになります。
まずは自分自身が理論でしっかり理解できるようにならないと、お客様に分かりやすい言葉で表現できませんよね。
デザインスキルをアップさせることは、カウンセリングスキルもアップさせることが可能です。

Point

  • デザインは美意識の高い日本人を相手にビジネスを行うのであれば、最終最後選ばれる大きなポイント。
  • コンプレックスである目の形を変えることができると、一気にお客様との信頼関係が築ける。
  • お客様に分かりやすい言葉で表現するためには自分自身が理論でしっかり理解する。
  • デザインスキルをアップさせることは、カウンセリングスキルもアップさせること。
もっと詳しく学びたい方は、こちらをご覧ください。 マネジメントコース・技術者としての経験があり、これから独立起業を考えている方
・販促や経営を中心に学びたい方
・オーナーとしてサロンを立ち上げたい方その他のコースはこちら

目次へ戻る