「リフトアップエクステ」は、まつげを上げるというより、まぶたを持ち上げる技法です。
エクステを装着する前に、まつげの生え際を無理なく修正すると、
エクステがまっすぐつけられるようになるだけでなく、
まつげとまつげ、まつげと皮膚による摩擦が緩和されるため、
エクステの持ちがよくなります。
施術自体がとても簡単ですので、通常の施術時間に5~10分程度プラスするだけでできるメニューです。
リフトアップ&エクステ
サロンブログでアップされているリフトアップエクステの施術写真です。
こちらは、「まつげが下向きだけど、エクステをすることで、まつげが上がり過ぎてアイライン効果がなくなるのは嫌」というお客様のためのデザインです。
アントスのリフトアップエクステは、まつげというよりまぶたを持ち上げて、まつげを上向きにする技法です。
3分でできるので、お客様にも、スタッフにも、サロン経営的にも、負担がありません。
アイライン効果を残すのでしたら、このくらいの上げ方がよろしいかと。。。。
「思ったよりまつげが上がらなかった」というのは、「思ったよりまつげが上がり過ぎてしまった」よりマシですね。
エクステではあまりそういうことはないかもしれませんが、アントスにはまつげカールのメニューがありますので、お店替えで来られたお客様に、その理由をお聞きすると、「あまり上がらなかった」というより、「上がり過ぎて大変だった」ということが多いです。
まつげが上がり過ぎてしまうと、たとえエクステであっても、まつげが伸びる1~2週間はそのままで過ごさなければなりません。
上まつげの上からコーティング剤などを押さえつけるようにして塗布して、カバーもできますが、お客様はコーティング剤を塗るたびに、腹立たしい気持ちになることでしょう。
エクステをつけて、さらにアイメイクもしっかりしたいお客様でしたら、「アイライナーがうまくひけない」「アイシャドウがエクステについてしまう」「マスカラでまぶたが汚れてしまう」などのクレームにつながります。
リフトアップエクステをオーダーされるお客様の本質的な問題解決は何かをしっかり把握した上での施術が重要です。
アントスのリフトアップエクステは、お客様層がおもにF2層(35歳~49歳)以上を占めますので、「まつげを上向きにしたい」というより、「まぶたをリフトアップさせたい」、「目の左右差を軽減したい」、「強くなってきたまつげの生え癖を矯正したい」、「エクステがばらつかないようにして、持ちの悪さをなんとかしたい」、「まつげの生え癖を矯正して、まつげを増やしたい」などの理由で、オーダーされる方がほとんどです。
ですので、ほぼまつげを上げずに、生え癖の矯正だけをされるお客様もいらっしゃいます。
まつげカールをかけるわけではないので、薬剤によるダメージがありません。
また、ビューラーやホットビューラーなどでまつげを上げるわけではありませんので、挟まれることによるまつげの断裂ダメージがありません。
35歳以上のデリケートまつげはたった1度の施術の失敗が、まつげを減らしたり、細くさせてしまったりという結果になりがちです。
新技術を取り入れる際には、自店のお客様層に合うかどうかを吟味されるといいですね。
そして、「まつげを上げたい」お客様がいらっしゃった場合、どの程度上げることをお望みで、また、そうしたい理由は何なのかを明確に把握することが重要です。
「まつげが上がり過ぎた」は「まつげが上がらなかった」より、お客様にとって精神的なダメージがあります。
「エクステが長過ぎた」は「エクステが短かった」より、クレームに繋がるのと同じですね。
過ぎたるは及ばざるが如し。。。。
【フレームラッシュ講座】では、まさに、そのようにならないためのレクチャーも行なっています。
- リフトアップエクステは、3分でできるので、お客様にも、スタッフにも、サロン経営的にも、負担がありません。
- お客様にとって「思ったよりもまつげが上がり過ぎてしまう」はNG。
- リフトアップエクステをオーダーされるお客様の本質的な問題解決は何かをしっかり把握した上での施術が重要。
・販促や経営を中心に学びたい方
・オーナーとしてサロンを立ち上げたい方その他のコースはこちら
【画像修正なし】3分でできるリフトアップエクステ
アントスの鉄板メニュー「リフトアップエクステ」ですが、メニュー化する際に最も重要視したのは、「上まつげが上がる」、「下まつげが下がる」、「生え癖が矯正される」、「パーマ残りがあるまつげにエクステがつけやすい」だけでなく、短時間で終わることでした。
ボリュームラッシュを導入する際にも、技術的なクオリティはもちろんですが、どのくらいの時間で終えられるのかで、お客様から支持されるかどうかが決まってきますよね。
施術時間が余分にかかっても、お客様から「いいですよ」と言っていただけるのは10分か、かかっても15分までです。
それ以上になると、お客様にとって、よほど欲しいものでなければ「ちょっと考えようかな」になります。
「どうせ10分と言っても、20分はかかるだろうから」とお客様も思っていらっしゃいますから(笑)。
また、サロンにとっても、施術時間が長くかかるということは、価格設定に大きく関わってきます。
原価率が低くても、時間がかかれば、それなりの施術料金をいただかなければなりませんから、メニュー化には、お客様とサロン双方にとって「短時間で終わる」ということは非常に重要なファクターになってきます。
アントスでは、ボリュームラッシュや下まつげが短時間(プラス10~15分)で終わるので、余分な費用をお客様からちょうだいせずにすみます。
他店と比べても、シングル付けに比べて、ボリューム料金は格安と言っていいと思います。
下まつげも同様です。
あくまでも上まつげのオプション商品でしかありませんから、費用も時間も、ぱっと聞いて「そうね、お願いします」で済むようにしています。
アントスのリフトアップエクステは、施術工程がとてもシンプルなので、通常の施術時間にプラス3分ですみます。
上下でも5~6分です。
手が遅い人でも上下で10分もあれば、できる施術です。
突然、ビフォー&アフターの写真が始まってしまいましたが、エクステなしの写真は一重まぶたというより、眼瞼下垂が始まった代表的な30代女性の目元です。
通常のDカールやCC、SCカールなどの強いカールをつけたのが真ん中の画像です。
まつげを上げることができても、まぶたまで持ち上げることはできませんから、眠そうな目元になり、眼瞼下垂に拍車がかかってしまいそうです。
リフトアップされた施術だと、エクステでまぶたそのものを持ち上げるようにつけていきますので、(注:皮膚につけたりしませんのでご安心を)眼瞼下垂が気になりません。
アントスでは、お客様に「ブラやガードルのような感覚」とお伝えしています。
20代の頃のような二重まぶたに戻ったり、劇的に目と眉が近づきますので、若々しく見えます。
何より、わずか3分でできるのがいいですねええ、経営的に、スタッフ育成的に大事です。
まつげの画像修正は修正していません。
画像処理はトリミングとお肌を明るくしているだけです。
リフトアップ系の施術にご興味のある方は、お問い合わせください。
- 技術的なクオリティはもちろん、どのくらいの時間で終えられるのかで、お客様から支持されるかどうかが決まってくる。
- 施術が短時間で終われば、余分な費用がかからない。
- エクステでまぶたそのものを持ち上げるようにつけていく為、目と眉が近づき、若々しく見える。
・販促や経営を中心に学びたい方
・オーナーとしてサロンを立ち上げたい方その他のコースはこちら
リフトアップエクステが学べる
【フレームラッシュ講座】の概要
【フレームラッシュ講座】は、併設サロンアントスで定番メニューとなっている「リフトアップエクステ」で、まつげを上げるというより、まぶたを持ち上げる技法の習得講座です。
生まれつきの方だけでなく、加齢とともに上まつげが下向きになったり、強い生え癖があるまつげが生えてくるようになったりすることで、エクステが美しく仕上がりにくくなってきます。
まつげの健康状態も良好で、同じ本数のエクステを装着しているのに少なく見えてしまったり、エクステの分布にムラがあるように見えてしまうのは、生え癖が徐々に強くなってきていることが原因のひとつです。
特に、一重まぶただけでなく、まぶたが厚めだったり、眼瞼下垂によるまぶたのたるみがあるお客様は、瞬きのたびにエクステ同士がぶつかり合うので、ばらつきが早くなり、ますます生え癖が強くなっていく傾向があります。
生え癖が強くなっていくと、まつげが生えているところは密集し、そうでないところは欠損部分ができ始める、ということにもつながっていきます。
エクステを装着する前に、まつげの生え際を無理なく修正すると、エクステがまっすぐつけられるようになるだけでなく、まつげとまつげ、まつげと皮膚による摩擦が緩和されるため、エクステの持ちがよくなります。
さらに、日本人のまつげは、上まつげは下向きに、下まつげは上向き、もしくは前方に生えていますので、上まつげの矯正だけでなく、下まつげも矯正することで、上下のまつげの摩擦が減り、エクステの持ちがよくなりますし、下まつげへのエクステも容易になります。
まつげパーマ液やビューラーなどの液剤や器具などを使用せず、サロン内にあるもので施術が可能です。
フレームラッシュは施術自体がとても簡単ですので、通常の施術時間に5~10分程度プラスするだけでできるメニューです。
よって、末端のスタッフでも技術レベルの統一が図れます(個人差あり)。
新しいメニューが特別なお客様だけでなく、幅広いお客様に受け入れられるかどうかは、「施術時間が短く、どのお客様にも高品質の仕上がりが提供できること」が絶対条件です。
また、お客様層がF1層(20~34歳の女性)だけではなく、F2層(35~49歳の女性)、F3層(50歳以上の女性)のお客様にも対応できる技法となっています。
- 幅広いお客様に受け入れられるかどうかは、「施術時間が短く、どのお客様にも高品質の仕上がりが提供できること」。
- 末端のスタッフでも技術レベルの統一が図れる。
- F1層(20~34歳の女性)だけではなく、F2層(35~49歳の女性)、F3層(50歳以上の女性)のお客様にも対応できる技法。
・販促や経営を中心に学びたい方
・オーナーとしてサロンを立ち上げたい方その他のコースはこちら
リフトアップ&エクステ
「受講生様の作品」
【フレームラッシュ講座】は「まつげを根元から上げる技法」を習得する講座です。
「同様の他講座との違いは何ですか」というお問合せを受けますが、「簡単なので、誰にでも施術可能で、施術時間が短い」ということです。
「通常の施術時間に、3分~10分(まつげの状態によって変わります)程度、加えれば十分です」とお伝えすると、驚く方が多いですが、アントスでは通常の施術の流れの中に入っているんですよね。
ですので、アントスのお客様の中には、どの部分が「リフトアップ&エクステ」なのかが分からないという方も多いと思います。
また、同様の講座との違いは、「まつげを上げる」だけではなく、「生え癖の矯正も行える」ということです。
特に、まつげを上げる必要はないけど、加齢に伴い、まつげの生え癖は誰にでも起こってきますので、オーダーされる範囲が広くなります。
特に、併設サロンアントスのような、F2層(35歳~49歳)~F3層(50歳以上)をメインターゲットとされていたり、また、そのような年齢層に移行していきたいサロン様にはかなり有効的かと思います。
まつげの生え癖があると、エクステの黒い分布がまだらになってしまったり、まばたきのたびに周りのまつげにぶつかりつづけるので、エクステの持ちが悪くなってしまったり、ボリュームラッシュが非常につけにくかったりしますよね。
リペアの時には、エクステがあちこち向いてしまっていて、お客様はもちろんですが、施術した自分自身はもっとがっかり、ということになりませんか。
何より、生え癖のあるまつげをそのままにしておくと、まつげが少なくなっていきます。
重めのまぶたの方にアップテープを行うと、ほぼ100%の確率で、まつげに生え癖がありますよね。
これは一重や二重など、まぶたの形状に関係なく、まつげの根元にまぶたがかかっているかどうかが大きいので、加齢に伴い、誰にでも起こってくる現象なのです。
そう、おばあちゃんになると、みんな一重になっています若かりし頃は一重や二重の違いはあっても、生まれた時と老年期は、ほぼみんな一重なのです。
あ、関係ないですが、水玉のアートで知られる芸術家の草間彌生さんを初めて見た時に、「このお年でこのくっきり二重は非常に珍しい」と思いました^^。
美容施術を自店に取り入れる際に注意することは、メニュー化した際に、何割のお客様に支持されると予測しているのか、かけた費用をどのくらいの期間で回収する見込みなのかを算出してから、行動に移すことです。
「学ぶことが大好き病」に常にかかっている人は要注意ですね。
また、「このメニューで新規を獲得する」、「突破口を見つける」というのは、可能性がゼロではないですが、今いらっしゃるお客様をもっとよく見た方が、よい成果に結びつけられる可能性が大きいです。
今後、日本人の人口はどんどん減っていきますから、新規開拓は大切ですが、既存の顧客様の満足度や期待度を上げることが最優先です。
満足度や期待度が上がれば、自ずと、リピート率やお客様単価も上がっていきます。
欲求は自分自身ががまんすることで抑えることができますが、必要なモノやコトにはお金と時間を惜しまざるを得ません。
生徒さんのサロンも、アントスと同様の30代後半以上の年齢層だそうですので、まぶたのたるみやまつげの生え癖が短時間で矯正できるメニューはとても喜ばれると思います。
コツさえつかめば、すぐにできる施術ですので、がんばってくださいね。
- リフトアップ&エクステは「まつげを上げる」だけではなく、「生え癖の矯正」も行える。
- メニュー化の際、何割のお客様に支持されると予測しているのか、かけた費用をどのくらいの期間で回収する見込みなのかを算出してから行動に移す。
- 既存の顧客様の満足度や期待度を上げることが最優先。満足度や期待度が上がれば、自ずと、リピート率やお客様単価も上がっていく。
・販促や経営を中心に学びたい方
・オーナーとしてサロンを立ち上げたい方その他のコースはこちら
対象客が広いのがリフトアップエクステ
下がったまつげを上げるだけでは、全体の顧客数に対するパイが非常に小さく、ボリュームラッシュを希望されるお客様などとは比べ物になりません。
日本人女性全体で考えると、下がりまつげの方は多くても、まつげエクステのお客様の中での下がりまつげの割合を考えると、実はそう多くはありませんよね。
下がりまつげのお客様だけを対象にするより、その技法ができることで、新規の開拓を行っていくことが必要になります。
若い頃は下がりまつげではなかったけど、加齢に伴うまぶたのたるみで、まつげの生え際が隠れるようになったり、左右でまぶたの形が違ってきたことによる(右は二重、左は奥二重など)まつげの上がり方に左右差ができてしまっていたり、小じわが原因でまつげがバラバラに生えてくるようになってくる方は大勢います。
むしろ、「35歳を過ぎたら全員に当てはまる」と言っても過言ではありません。
新技術を導入する際に非常に重要なことは、自店のお客様全員に支持されるような技法をセレクトすることです。
もしくは、アレンジすることです。
併設サロンアントスはF2~F3層が中心になりますから、まつげは普通の生え方だけど、左右差の軽減や生え癖矯正、まつげというよりまぶたを持ち上げたいという方が継続的にオーダーされています。
継続されているお客様の中には、まつげが比較的まっすぐに生えてくるようになったり、二重の幅がくっきりされてきたりという方もいらっしゃいます。
技法上、エクステの持ちが良くなる方も多く、余分な費用がかかっても、エクステの持ちが良くなることで、相殺されています。
また、同様の技法に比べて、施術時間が長くても10分という短さも導入しやすい点です。
まつげの状態にもよりますが、早い方だと3分もあれば施術が終わります。
アントスでは、「リフトアップエクステ+ボリュームMIX」が定番というお客様の割合が大きくなり、お客様満足度の上昇とともに、自然に単価も上がりました。
先月はお客様単価が2万円弱でした。
まつげカールのお客様も含めてのこの単価はまずまずだと言えます。
店との圧倒的な差別化を図るためには、新メニューを導入するだけでなく、確実にリピートされ、自店の中で多くのお客様に支持していただくことが重要なのです。
そのためには、確実に結果が見えて、さらにエクステの持ちが良くなったり、まつげの健康状態が改善されたり(自まつげの本数が増える)などの副産物も必要なんですよね。
施術自体がシンプルで、時間が短くて済みますから、妊婦さんや忙しい方などへの展開もすぐにできます。
しっかり練習して、サロンの鉄板メニューにしてくださいね。
- 新技術を導入する際に非常に重要なことは、自店のお客様全員に支持されるような技法をセレクトすること。
- 継続されているお客様の中には、まつげが比較的まっすぐに生えてくるようになったり、二重の幅がくっきりされてきたりという方も。
- 確実に結果が見えて、さらにエクステの持ちが良くなったり、まつげの健康状態が改善されたり(自まつげの本数が増える)などの副産物も必要。
・販促や経営を中心に学びたい方
・オーナーとしてサロンを立ち上げたい方その他のコースはこちら