ウェブ集客

webを使った集客について聞かれることが多いのですが、自分自身が得意なパターンで行うとよいと思います。
小さなサロンを経営していく上では、早い段階で自分の得意な集客方法を見つけた方がいいですよね。
ひとつ決めたら、「手っ取り早く」ではなく、地味~にコツコツ、
積立貯金のような感覚でやっていくと結果は自ずとついてきます。


自分に合った集客方法の見つけ方

webを使った集客について聞かれることが多いのですが、自分自身が得意なパターンで行うとよいと思います。
例えば、1度も会ったことのない人を集めるのが得意な人がいます。
ブログなどを利用して、その人に会わずとも、お申込みや販売したくなってしまう、いや、せざるを得ない気持ちにさせてしまう人がいます。
写真や文章からその人となりが伝わってきて、今の自分の気持ちに沿っていたり、将来こうなりたい、こうはなりたくない、というイメージを明確にさせてくれます。
露出の頻度が高い(1日1回以上)ため、重要な情報収集源になっていることが多いです。
web集客というのは、基本的に会ったことのない人を集めるわけですから、今まで行ったことのない人でも、上記のようなことを念頭に置いてやれば可能です。

ですが、このようなことが不得意な人もいます。
集めてみると、実際に集まってくれたのは今まで会ったことがある人ばかり、もしくはその人からのつながりで集まったという結果。
webを介して集めるのが苦手なのでしたら、1度どこかでお会いして、それをきっかけに集めていくというのもひとつの方法です。
常にwebに露出することが難しかったり、写真や文章で求められる自分像(サロンやスクールも同様)をセルフプロデュースするのが苦手な場合は、積極的にいろんな人が集まるところへ出かけていくのも手ですね。
「1度会えば大丈夫」という人もいれば、「数回必要」な人もいると思います。
時間とお金と労力がかかりますが、自分に合った集め方が見つけられ、早めに成果に結び付けられます。

最も強い人は、webで集めて、実際に会って、そこからつなげて行くことができる人です。
雪だるま式に増えていきますので、集客に悩む意味が分からない人です。
このような人は稀ですが、誰も最初から上手くいった人はいません。
上手くいく可能性が大きいところから始めていった人もいるでしょうし、よく分からないまま始めて、自分に合う方法(得意な方法)を見つけた人もいるでしょう。

小さなサロンを経営していく上では、早い段階で自分の得意な集客方法を見つけた方がいいですよね。
ひとつ決めたら、「手っ取り早く」ではなく、地味~にコツコツ、積立貯金のような感覚でやっていくと結果は自ずとついてきます。

これが苦手な人は専用のポータルサイトを使うのもいいと思います。
費用は相当かかりますし、「ブランドイメージ的にちょっと・・・」と思ったり、定着率は思ったほどではないですが、自店にとっての費用対効果を考えるとよいケースもあります。
いずれにせよ、自店にとって最もよい方法が、早い段階で決められるといいですね。
集客の入り口がしっかり決まっていると、お客様層が決まってきますので、サロンの雰囲気も安定しますし、スタッフ教育もしやすくなりますよ。

Point

  • 早い段階で自分の得意な集客方法を見つける。
  • ひとつ決めたら、地味にコツコツ、積立貯金のような感覚でやっていく。
  • 集客方法が決まるとお客様の層が決まるだけでなく、サロンの雰囲気も安定し、スタッフ育成もしやすくなる。
もっと詳しく学びたい方は、こちらをご覧ください。 マネジメントコース・技術者としての経験があり、これから独立起業を考えている方
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サロンブログの品格

サロンのHPからリンクされているオーナーやスタッフのブログを見て驚愕することが多々あります。
HPはそのサロンの唯一オフィシャル的なものです。
一昔前ならば会社のパンフレットみたいなものですかね。
そこからリンクされているブログがあまりにHPと整合性がなさすぎる内容、仕事にほとんど関係なく、超プライベート記事てんこ盛りの内輪盛り上がりブログだったりすると、どうしてこんな内容のブログをリンクさせたりするんだろうと思ってしまいます。

かなり損しています。
お客様を逃がしています。

HPから入ってこられるお客様は目的があって情報収集されている方なのでかなりの確率でブログもご覧になっています(アクセス解析してみてくださいね)。
とってもキレイで高級感あふれるHPをせっかくお金をかけて作ったのに、リンクされているブログでおジャンになっているのを見ると本当に切ないです。
そのブログ、どうしてもHPにリンクさせなければいけない内容なんでしょうか・・・。
どうしてもリンクさせたいのでしたらHPと整合性のあるブログを書くことをお勧めしますし、どうしてもプライベート記事を書きたいのでしたら、
ええ、ほとんどアクセス来ないと思いますがHPとリンクさせないことです、イメージダウンになりますから。
HPにはお金をかけて、ブログは既存のデザインを使っているというのもかなりイメージダウンです。

ブログのヘッダーはサロンの看板です、それがオリジナルじゃないなんて・・・お客様の立場に立てば分かると思います。
もし、みなさんがちゃんとしたレストランで記念日を祝いたいと思っていたとします。
HPを探して気に入ったお店をやっと見つけて・・・そのHPからリンクされているブログを見たら。
料理や食材の話に全く触れていないどころか、自己愛満載の安っぽいブログだったら。
何かいけないものを見てしまったような感じがしませんかね、正体がバレてしまったというか・・・。

HPはプロの手によって最初から最後まで作られるケースがほとんどなので実はあまりそのサロンとそこで働く人たちのことはバレません。
でも、プロの手を離れて毎日好き勝手に更新されるブログは正体バレバレなのです。
怖いですよね~がんばって書いているつもりのブログがわが足を引っ張っているなんて・・・。
ビジネスブログに日記を書くとまずいことがたくさんあります。

Point

  • ブログはホームページと整合性を持たせる事が重要。
  • ブログは「そこで働く人たちの鏡」である。
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ビジネスブログの掟

様々な相談の中で、特に多いのは【ビジネスブログの書き方】です。
もちろん【ビジネスブログ】などという言葉は使われていませんが『ブログに何を書けばいいのか分からない』という主旨のものです。
自分の本名と職業を明かしたブログは全て【ビジネスブログ】になります。
プライベートを公開したいのでしたら自分の本名や職業は必要ないですよね、ですから仕事のことを書けばいいわけです。
その際に必ず注意すべきは誰に対してのものかということです。
お客様に対してなのか?同業者(志望者含)に対してなのか?それ以外の誰かなのか?
スタッフブログ はメインはお客様に対してです、ですから、技術者サイドの記事は頻度としては低いです。
ですから、施術ためのアンダーアイテープを貼った状態の画像も載せません。
もちろん『絵的にキレイでないから』というのもありますがお客様には必要ありませんから。

ネイルサロンのブログを見ているときに人工爪を作っていく工程を見たいですか?
ヘアサロンでカラーをするときの工程よりお客様でしたら、できあがりの方をご覧になりたいのではないですか?

もしお客様に対してのブログを書くのでしたら裏方の仕事は見せる必要はありません。
時間を取ってわざわざブログを見てくださっているのですからステキな時間を過ごしていただけるように最高に美しいものをお見せすればいいのです。

ただスタッフブログの読者には同業者の方々もたくさんいらっしゃいますので、技術的やデザインのことを少しだけ、ええ、お客様にうるさくない程度に入れるようにしています。

でもこの職業を志す方でしたら『講師はどんな人だろう?』『オーナーのスタンスは?』などは当然気になるところですよね。
そのときに見てしまったオーナーズブログがプライベートネタがてんこ盛りだったり美意識の低さが暴露されるような内容だったり信念のかけらも見られないような記事だったりしたらどうでしょうか。

スタッフブログの書き方についても最近本当に多く聞かれます。
スタッフブログに関してはブログの必要性を説き自らの成長の場を与えてもらったことを感謝されるような持って行き方がオーナー自身にできないとまずムリだと思います。
しかも、サロン名を背負って書くからにはできるならスタッフも顔出し&本名出しはした方がいいですね。
もちろん、これには諸問題がつきまといますのでオーナー自身もスタッフ自身もメリットとデメリットを理解した上で行うことが大切ですね。
『毎日更新がんばりま~す』などという目標だと、まずブログ放置は時間の問題です。

なぜ、毎日更新することが目標なのですか?毎日更新が目標の人はそこが目標なので大抵記事の中身はありません、更新されればいいのですよね。
サロンのブログはサロンが健全に動いていることの証明にもなるわけですから更新されなければデメリット以外何もないのですよ。
そういう諸々の覚悟をスタッフにさせていますか?そうさせてもついてくるスタッフに育成していますか?そもそもあなた自身はどうですか?
スタッフブログの校閲の時間をオーナーであるあなたが毎日必ず取っていますか?
こういう話をすると大抵のオーナーさんは『ウチのスタッフにはムリ』『私にそんな時間はない』『私自身そこまで考えていなかった』とおっしゃいます。
ならば答えは簡単、書かせない方がいいですね。

最後に、ビジネスブログは『その記事でいくらの収益を生み出しているのか』がブログ存続のカギです。
かけている時間と労力に見合う収益が出ていますか?ただのブログ依存症になっていませんか?
別にブログなんか書かなくったって商売はできます。

Point

  • ブログを書く前に「誰」が対象なのか設定する。
  • オーナー自身が時間を割けないなら、ブログ運用は無理。
  • ブログ存続のカギは『その記事でいくらの収益を生み出しているのか』。
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集客の本質

集客の一番はテクニックではなく、その人にとって
・読まずにはいられないブログになる
・行かずにはいられない場所になる
・会わずにはいられない人になる
ということですね。

・こういうブログを読みたい
・こういう場所に行ってみたい
・こういう人に会ってみたい
と思うことが読者の方に伝わっていると、ダイレクトにアクセス数だけでなく集客につながります。

そのためには、自分の本質を知ってもらうことが大切です。
読者の方は、自分が読みたいブログなのかどうかを判断しています。
そのときに、自分と言う人間を知ってもらえるような記事でなかったら、あっさりスルーされますよね。
誰にでも好まれる記事はありません。
前向きに人生をとらえているときだったら、すんなり入っていける文章でも、落ち気味になっているときに読めば、さらに落ち込んだり、腹を立てたりすることもあると思います。
でも、読者の方のひとりひとりの気持ちは、残念ながら分かりません。
だからと言って、自分の意見をはっきりと述べられなければ、読まれることはないと思います。
自分と合わなければ読まないし、そのときに合うと思っても永久には続きません。
最近読まなくなったブログってありますよね。
読まずにはいられなくなるのはその人の考えに深く同調し、あっ もちろん、そうでない場合も多々あります。
認めたくないかもしれませんが、ものすごく気にしている存在であることは確かです。
なぜそんなことに気付き、自分がうまく言葉で言い表せないことを的確に表現できるのかもっともっと知りたくなってくるのです。

「その人に会わないと先に進めない」と確信を持つようになります。
集客ってそういうことだと思います。

Point

  • ブログであれば「読まずにはいられないブログ」になっているか。
  • そのためには「自分の本質を知ってもらうブログ」になっているか。
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・オーナーとしてサロンを立ち上げたい方その他のコースはこちら

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